10/10/30 21:45:36
クリントン米国務長官は30日、東アジア首脳会議(EAS)が開かれたハノイで、中国の楊潔チ(ようけつち)外相と
会談、その後の記者会見で、日中両国の緊張緩和に向け、日米中3か国外相会議を主催する用意があると表明し、日中
双方に会議開催を提案した。(「チ」は竹かんむりに「褫」のつくり)
中国側の出方は不明だが、沖縄・尖閣諸島などを巡って悪化する日中関係の調停に米政府が初めて本格的に乗り出す姿勢
を示したものだ。同長官は首脳会議でも、尖閣諸島のある東シナ海や南シナ海の「航行の自由」などを訴え、軍事行動を
活発化する中国をけん制した。
クリントン長官は記者会見で、尖閣諸島について、「米国は主権にかかわる判断をしたことがない」とことわりながら
「我々はこの島が日米相互の条約が明記した義務の一部であることを明確にしてきた」と強調し、対日防衛義務を定め
た日米安全保障条約第5条に尖閣諸島が適用されることを改めて主張した。
ソース:YOMIURI ONLINE URLリンク(www.yomiuri.co.jp)