10/10/30 19:24:11
アジア歴訪中のクリントン米国務長官は30日、ハノイで楊潔●(ち)外相と会談した。楊外相は尖閣諸島(中国名・
釣魚島)問題に触れ「非常に敏感な問題であり、言行を慎み、誤った言論をすべきでない」と要請した。尖閣諸島が
日米安保条約5条の適用範囲になるとしたクリントン長官の発言を念頭に、尖閣問題への関与をけん制したものだ。
中国外務省によると、楊外相は尖閣諸島を巡る中国側の立場を改めて説明。中国の主権や領土保全を尊重
するよう求めた。ロイター通信によると、米高官は会談後、米国が中国側に領有権問題での日中間の緊張を緩和
するよう促し、日米中の3カ国による会合の開催を提案したことを記者団に明らかにした。
クリントン長官は30日午後、中国の海南島に移り、戴秉国国務委員(外交担当)とも会談する。双方は11月11日
にソウルで予定するオバマ米大統領と胡錦濤国家主席の会談や来年1月の胡主席の訪米に向け準備を整えることで
一致。中国によるレアアース(希土類)の輸出規制や南シナ海への進出、人民元問題、北朝鮮の核問題などに
ついても話し合うとみられる。
ソース(日本経済新聞)
URLリンク(www.nikkei.com)