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中国が巡視船36隻を追加投入へ 尖閣など海域権益の確保狙う
2010.10.28 13:16
28日付の中国英字紙、チャイナ・デーリーによると、中国国家海洋局幹部は、管轄海域での取り締まりを強化するため、
巡視船36隻をパトロール部隊に追加投入する計画を明らかにした。
中国が領有権を主張する沖縄県・尖閣諸島付近の海域や、ベトナムなどと領有権を争っている南シナ海の
南沙(英語名スプラトリー)諸島周辺の海域の権益を確保する狙いとみられる。
同紙によると、36隻のうち7隻が1500トン、15隻が千トン、残りは600トン規模。同紙はいつまでに
増強されるのかについては明らかにしていない。
同局のある幹部は同紙に対し「巡視船の不足は海洋権益を守る国家の能力低下につながる」と述べ、
パトロール部隊増強の必要性を訴えた。(共同)
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