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父・秀は歌人与謝野鉄幹・晶子夫妻の二男で外交官(戦前は外務省情報部長、調査局長などを経て在外公館勤務)。
生後すぐに父が中国・北京に赴任したため、馨も0歳にして北京に移る。
日本に帰国した4歳の頃、祖母・晶子が死去している。
戦時中、父はベルリンの日本大使館に勤務していたが、日本に残された家族の生活は困窮し、
無賃乗車で母とともに交番に連れて行かれたこともあったという。
戦争末期には東京大空襲にも遭遇している。港区立麻布小学校卒業後、麻布中学校に進学。
父がエジプト勤務になったときは、カイロ郊外・ヘリオポリスのイングリッシュスクールに編入学している。
このころ、自分が敗戦国の国民であることを強烈に感じ、日本の文化・経済を一流にしたいという想いが生まれたという。
その後、イギリスのオックスフォード大学への進学を目指し、一次試験までパスするが、考えを変えて日本に帰国。
麻布高校に編入学する。卒業後、駿台予備学校で1年間の浪人を経て東京大学文科I類に入学。
駒場時代は授業に失望して文学書を濫読。学生時代の記憶に残る本として
有島武郎の「カインの末裔」、後々まで自分の思考に影響を与えた本として、
碧海純一「法哲学概論」、団藤重光「刑法綱要」などを挙げている。
お前らネトウヨどもなんかとは、家柄も経歴も思想も違うんだ。数段上。