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★「日本の役割考えて」 政経懇話会で小倉氏講演
埼玉政経懇話会の10月例会が26日、さいたま市で開かれ、
NHKハングル講座の講師を務めていた京都大学総合人間学部准教授の小倉紀蔵氏(51)が
「日中韓はひとつになれるか」をテーマに、日本と中国、韓国との関係について語った。
小倉氏は2010年の象徴的な出来事として、日本が韓国を併合してから100年たったこと、
中国がGDPで日本を抜いて世界2位になったことを挙げ、この2点はつながっていると主張。
「日本は昔、朝鮮の文化にあこがれを持っていた。
その朝鮮を蔑視(べっし)し、圧倒的な優越感を持って支配した近代は異常な時代。
また、中国が東アジアでナンバーワンであることは、長い歴史から考えて非常に正常な状態」と述べ、
中国とのかかわりを中心に日本の役割を考えるべきと訴えた。
尖閣諸島問題については、「互いの国民に大きなしこりを残した。
温家宝首相も前原(誠司)前外務大臣も、あまりにも官僚的。
もっと古典を読んで、腹を割って対応すべきだった」と指摘した。
ソース 埼玉新聞 2010年10月27日(水)
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