10/10/26 16:46:25
ロシアの有力紙コメルサントは26日付で、民間の内部告発サイト「ウィキリークス」が、
中国やロシアなどの機密文書の公開を計画していると伝えた。
サイト運営者の1人であるクリスティン・フラフンソン氏が同紙に語った。同氏は「アフガニ
スタンやイラクの文書(公開)で多くの時間を要したが、それも終わり、別の地域に関する作業
が再開できる。ロシアの人々も自分の国に関する多くの新事実を知ることになると思う」としている。
ウィキリークスは22日、イラク駐留米軍に関する約40万点の機密文書をネット上で公開。
7月にもアフガン駐留米軍などに関する文書約9万点を公開した。フラフンソン氏は具体的な
内容には触れていないが、中露などの文書公開は、アフガン関連の1万5000点の文書を近く
公開した後になる見通しだ。
ロシアでは、2度にわたるチェチェン紛争で20万人が死亡したともいわれるが、民間人らが
死に至った詳細はほとんど明らかになっていない。また、プーチン前大統領時代の8年間には
大規模テロのほか反体制ジャーナリストらの暗殺事件がたびたび起きたが、犯行の背後関係など
は闇に包まれているのが実情だ。(モスクワ 佐藤貴生)
産経新聞
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