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レアアースを効率良く回収=スクラップ磁石から―東大
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
時事通信 10月26日(火)12時48分配信
レアアース(希土類)を含む磁石のスクラップから、気体を使って希土類のネオジムやジスプロシウムを
効率良く回収するリサイクル技術を開発したと、東京大生産技術研究所の岡部徹教授らが26日発表した。
水溶液を使う従来の方法に比べ、有害な廃液が出ないメリットがあり、国内で実用化しやすいという。
レアアースを含む磁石は今後、電気自動車のモーター用などに需要がさらに増えると予測されている。
岡部教授は「リサイクルが実現しても、コストが高く、回収量も少ない。しかし、スクラップから銅などと一緒に
回収するシステムができれば、ビジネスとして成り立つ」と話している。
岡部教授らは、主にネオジムと鉄、ホウ素から成る磁石のスクラップを装置内に入れ、塩化マグネシウムや
ヨウ化亜鉛の気体を供給。装置内の温度を段階的に変えることで、ネオジムなどレアアースを抽出することに成功した。