10/10/25 20:41:43
紆余(うよ)曲折の末に開催されたフォーミュラワン(F1)韓国グランプリ(GP)がまずまずの成功を収め、
閉幕した。初めての大会ということもあり、運営上の問題や周辺施設の不備など残念な点は多かったが、
三日間で17万人の観客を動員したことから、韓国でもモータースポーツを定着させられるということを示した。
韓国GPの運営法人、コリア・オートバレー・オペレーション(KAVO)のチョン・ヨンジョ会長は24日、決勝
終了後の会見で、「大雨が降り、途中で中止せざるを得ないところだったが、最後までレースを行うことが
できてよかった」と話した。
チョン会長は「正直、決勝に6万人の観客を動員できれば成功だと思っていたが、8万人が訪れた。レースが
途中で中止されると、観客がF1の魅力を感じることができないのでは、と心配していた」と打ち明けた。続けて
「最後の25分に事故が集中した。リタイアした選手やチームには申し訳ないが、面白かったはずだ。国際自動車
連盟(FIA)の関係者も、『事故が多く、過去10年間のGPで最も興味深い大会だった』と話していた」と説明
した。
加えて「先週までは決勝はおろか、開催自体が不透明という不安があったが、結局は最後まで行うことができた。
改善すべき部分は依然として多い。競技場も少し手を加えなければならないが、何よりもアクセスや宿泊施設
などの不備が認められた。成長するための契機としたい」と話した。
霊岩=ナム・ジョンソク記者
朝鮮日報 2010/10/25
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