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【朝鮮日報ルポ】韓米日の協力で航空機「B787」製作[10/25] - 暇つぶし2ch1:はらぺこφ ★
10/10/25 20:31:14
日本の海岸産業都市・名古屋は、日本の重工業と自動車産業の中心地として有名で、韓国に例えれば蔚山の
ような都市だ。

先月末、富士重工業の名古屋工場を訪れたところ、高さ5メートルほどの四角いボックスの中で、エンジニアが
電線と内部の支持台をつなげる作業をしていた。この工場では、米ボーイング社の次世代機「B787」の部品を
生産している。

巨大な棚の上に置かれた四角いボックスは、飛行機の胴体下部に両翼を連結させる「センター・ウィング・
ボックス」だ。このボックスに入る内部の支持台は、韓国の慶尚南道四天市にある韓国宇宙航空産業(KAI)
が生産している。工場を案内してくれたヨシダ部長は、「ここで生産されたセンター・ウィング・ボックスは、
飛行機で米サウスカロライナ州の“B787”組み立て工場に運び込まれる。韓国、日本、米国の3カ国を経て
両翼が完成する」と説明した。

「B787」機の部品を生産しているボーイングの第一次下請け業者数は現在、約15社。国家別には、韓国、日本、
カナダ、フランス、イギリス、スウェーデンなどの9カ国だ。「B787」のアジア地域の下請け管理を担当して
いるトロイ・キム氏は、「正確に公開することはできないが、第一次下請け業者の数は以前の航空機種の開発時
に比べて10%ほど増えた」と話した。

■技術力に富んだ下請け業者の発掘が「かなめ」

ボーイングが世界的に下請け業者の数を増やしているのは、最先端機種の「B787」に使用される素材の50%以上
が炭素複合素材だからだ。

「B787」は、最先端の炭素複合素材を50%以上使用することで、燃料使用量をこれまでの機種に比べて20%ほど
減らすことに成功した次世代航空機だ。乗客数は200-300人で、1機当たりの価格は1億6000万-2億ドル(約
131億-164億円)になる見込み。従来モデルの「B747」などは、通常高度2000メートルを飛行するが、「B787」
はそれよりも低い1800メートルを飛ぶため、気圧や湿度の面でより快適となる。

トロイ・キム氏は「先端技術を駆使するためには、従来の下請け業者の他にも技術力に優れた企業を新たに
発掘しなければならない」と話した。

また、富士重工業から1時間ほど離れた川岐重工業では、「B787」の両翼と飛行機の胴体中央部が製作されて
いる。巨大な棚に載せられた円筒状の胴体の長さは20メートル。以前は5メートルの長さの胴体四つをつない
で作っていたが、現在は炭素複合素材を使用し、一つにつないで作業している。

これにより、騒音が減り、作業工程も短縮された。これについて、川岐重工業の関係者は、「製品設計から生産
に至るまでの全過程をボーイングと共同で進めている。工場の増設などの投資も共同で行っているため、新機種
の開発に伴うリスクも分割することができる」と、メリットに触れた。

■大韓航空、「B787」プロジェクトに参加

「B787」プロジェクトでは、大韓航空が韓国企業として初めてボーイングの第一次パートナーとなった。大韓
航空は、「ウィング・チップ」と呼ばれる両翼の先端部分に装着される部品の生産を担当する。また、KAIも
第2次下請け業者として参加している。

「B787」機の製作にあたって、下請け業者を管理するボーイング社のジョージ・マッフェオ副社長は、「巨額
の投資を必要とし、多くの先端技術が投入されるほど、すべての作業を一つの企業でまかなうことが難しくな
る。そのため、能力のある下請け業者を発掘することが重要になる」と話した。

大韓航空は、今後の航空機部品の需要増に伴い、慶南金海工場を増設するなど、大々的な投資に乗り出す計画だ。

マッフェオ副社長は、「先端素材を扱っている韓国企業の技術力は世界的だ」と絶賛した。つまり、IT(情報
技術)面での強さを生かせば、航空機産業でも重要な位置を占めることができるということだ。

名古屋=李性勲(イ・ソンフン)記者


朝鮮日報 2010/10/25
URLリンク(www.chosunonline.com)
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