【尖閣問題】反射鏡:尖閣問題で日本人の「胆力」が試される 「強く出れば日本は折れる」というイメージは返上すべき(毎日新聞)[10/24]at NEWS4PLUS
【尖閣問題】反射鏡:尖閣問題で日本人の「胆力」が試される 「強く出れば日本は折れる」というイメージは返上すべき(毎日新聞)[10/24] - 暇つぶし2ch2:はるさめ前線φ ★
10/10/25 07:08:13
>>1の続き)
 評論家の寺島実郎氏は私に「いま日本人に試されているのは胆力」と語ったことがある。
「近隣の国々がナショナリズムをテコに政権を浮上させようとするゲームを突きつけてきても、
泰然として矮小(わいしょう)なゲームに引きずり込まれないこと」が大事だと
(明治大学軍縮平和研究所「軍縮地球市民」05年冬号)。

 5年前も今も「胆力」の大切さは変わるまい。私は対立も武力衝突も望まないが、
「強く出れば日本は折れる」というイメージは返上すべきだと思っている。平和主義とは安易に妥協することではない。
日本は時にタフ・ネゴシエーター(強靱(きょうじん)な交渉者)であるべきだ。そのための戦略と胆力がないなら、
民主党の「弱腰外交」を批判する人々も、北朝鮮や中国から見れば大して変わるまい。

 「雨降って地固まる」ともいう。日中関係の前途をことさら悲観することはない。
「戦略的互恵関係」は幻想だと言うのも早いと思うが、今回の摩擦が一過性でないのは明らかだ。

 中国の膨張政策が南シナ海から日本に及んだのである。中国は九州から台湾、フィリピンなどを結ぶ第1列島線から、
伊豆諸島-小笠原諸島-グアムと続く第2列島線へと勢力圏を東に拡大することを狙っている。
日本周辺を「内海」として取り込み、太平洋で米国と対峙(たいじ)する態勢を想定しているようだ。

 トウ小平氏の「韜光養晦(とうこうようかい)」(能力を隠して謙虚にする)戦略が変わったのかどうか興味深いが、
米中を軸に大きなパワーゲームが進行する中、日本もしたたかな戦略を描く時である。ハンマーも胆力も知力も大事だ。


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