10/10/23 05:31:15
【外信コラム】ソウルからヨボセヨ “独島”の非常事態
日韓で領土紛争になっている日本海の竹島(韓国では独島)をめぐって“非常事態”が起きた
場合、韓国海軍より日本海軍の方が現場には早く到着する、といって韓国で問題になっている。
例によって韓国世論が大好きな「日韓戦わば?」論の一つだが、こんなことが国会で議論になる
あたりいかにも韓国的だ。
韓国国会の国防委員会が最近、国政監査で海軍当局を問いただしたもので、島に海軍艦艇を
出動させる場合、韓国の本土からは4時間以上かかるが日本は3時間そこそこで可能だとし、
対応策が問題になった。
竹島に近い島としては日本には隠岐諸島、韓国に鬱陵島があり、こちらは距離的に韓国の方が
近く有利だが、鬱陵島には海軍基地も、隠岐島にあるような空港もない。そこで鬱陵島に対日
軍事基地が必要だ、というのが国会議員たちの主張である。
鬱陵島には何回か行ってみた。レーダーがあり、海軍の海上監視部隊が駐屯していたが艦艇の
基地はなかった。島は観光を売りにしているため空の便がほしいのだが、平地がないため飛行場
が造れないでいる。
軍当局は今のところ“対日海軍基地”の発想はないようだ。ただ政治家には愛国者の証明として
「独島」はいつも利用価値がある。竹島に無関心(?)の日本の政治家とは大違いです。(黒田勝弘)
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