10/10/21 10:54:30
ソウル市が先月、基準値を超過する重金属(カドミウム)が検出されたと発表した韓国産
テナガダコ3件のうち、1件が中国産だったことが確認された。
ソウル南部地検の刑事3部(キム・ギョンテ部長)は19日、中国産テナガダコを韓国産と
偽って販売した疑いで、ソウル市内のA大型スーパーの水産物コーナー取り扱い業者の
クォン容疑者(63)と、クォン容疑者が雇用していたイム容疑者(59)を逮捕・起訴したと
発表した。
検察によると、両容疑者は、テナガダコが韓国産ではないという事実を知りながら、偽の
原産地証明書をスーパー側に提出した疑いが持たれている。両容疑者は昨年4月から
今年8月にかけて、1億1600万ウォン(約832万円)相当の中国産テナガダコを韓国産と
偽って販売してきたことが、検察の捜査の結果明らかになった。検察は、クォン容疑者の
売り場にテナガダコを供給し、クォン容疑者と共謀して原産地証明書を偽造した中間
流通業者のキム容疑者(34)とピョン容疑者(36)も在宅のまま起訴した。
これに先立ち、ソウル市は市内のあるデパートや鷺梁津水産市場、クォン容疑者の
売り場の3カ所で韓国産テナガダコを購入し、重金属の含有量を測定した結果、3件
すべてのテナガダコの墨と内臓から、基準値を超えるカドミウムが検出されたと、先月
13日に発表していた。
この結果によると、中国産ではなく韓国産テナガダコからも重金属が検出されたことに
なる。検察は、韓国産と発表されたテナガダコの一部が中国産だという疑いが生じたこと
から、国立水産物品質検査院の協力を得て、捜査に着手した。
ソース:朝鮮日報
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