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中国には力の論理しか通じない
しかし、いくつか挙がった対抗策を聞き少なからず驚き、考えさせられたことは記しておきたい。インド人戦略家たちには、まず迷いというものがなかった。
「そこまでやるか」と言いたくなる策まで公然、議論に上ったが、それもそのはず、費用便益の計算に従って、効果があるなら実施するまでだとするリアリズムが土台にあるのである。
「こんなことして、みんなになんて言われるだろう」という、日本外交につきものの優等生的臆病がもともとない。
さらに根底には、中国人が理解するのは友情のどうのという美辞麗句でなく、力そのものだという割り切りがある。一度としてこんな姿勢で中国に臨んだことのない戦後日本に育った者には、アタマで理解できても、体がついていけないところがある。
なにせ、インドで著名なさる核理論家などは、これは又聞きだが、核兵器の開発でベトナムに協力すべしと論じているという。パキスタンの核開発に中国が手を貸すのを止めさせたければ、そうでもするほかないというのが立論の根拠だとか。
日本がインドとできることは多い。学ばされるところが多々ある。少しずつインド人の情勢認識や発想を知るにつけ、日印間の協力を深めることは日本外交の地平拡大に有益だと確信を強くするばかりだ。
北京が欲しがる「真珠の首飾り」と「龍のトンボ
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