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【サーチナ】ノーベル平和賞で対中包囲網に加わらない日本、みっともない選択に見えないだろうか[10/14] - 暇つぶし2ch1:はらぺこφ ★
10/10/14 13:09:38
中国の獄中作家、劉暁波氏が下馬評どおり、ノーベル平和賞を受賞した。

いまさらだが、ノーベル平和賞というのは極めて政治的な賞だ。国際社会からの政治的メッセージが込められ
ている。劉氏が受賞できて、ウイグル人の人権擁護活動家として知られるラビア・カーディル女史や、中国の
エイズ患者の権利擁護のために活動し国家政権転覆扇動罪で服役中の弁護士・胡佳氏が受賞できなかったのは、
まさしく国際政治的な流れのおかげである。つまりGDPで日本を追い越し、南シナ海や東シナ海の海洋権益
拡大にむけた強引な態度など、「中国このまま放置しておくと国際社会の脅威となる」と、周辺国家に思わせ
てしまったのだ。そしてノーベル賞委員会がそういう空気を察知し平和賞授与を決め、これを機会に、国際社会
は対中国際世論包囲網で中国の体制改革を促そうと考えた。そういう国際社会の対中警戒を引き起こしたきっ
かけの一つは尖閣諸島海域でおきた中国漁船と日本の海上保安庁巡視船の衝突事件だろう。

ところが、欧米から台湾に至るまで劉氏のノーベル平和賞受賞を祝福し、中国の姿勢を批判するコメントを相次
いで出すなかで、日本の菅直人首相のコメントは、祝福の言葉すらなく、「ノーベル賞委員会がそう評価した。
しっかり受け止めておきたい」とまるで中国政府のスポークスマンのような発言をした。9月末に訪日していた
中文独立ペンクラブの廖天●(王ヘンに其)会長が牧野聖修衆院議員(民主党)を訪問したさい、牧野議員は
劉氏のノーベル平和賞受賞を支持する声明を人権問題議員連盟で出すと約束したそうだが、それも出されな
かった。

これは、日本は国際社会の対中包囲網に加わらず中国の味方に立つ、と言っているようなものだ。中国はこの
メッセージを受け取り、翌日には軍事管制区に立ち入ったかどで拘束していたフジタ社員を釈放し、尖閣事件
で中国政府が受け入れを拒否していた「日本青年上海万博訪問団」の再招待が決まった。

だが、日本は本当にこれでいいのだろうか。日本だけが中国の味方をする、という選択は確かに外交政策的に
は有りうるし過去にもあった。だが尖閣問題での中国の横暴に翻弄され国際社会に注意喚起した当事者の日本
が今のタイミングで中国にすり寄るのは、経済貿易など目先の利益を優先し、独裁国家の言論弾圧を肯定する
非常にみっともない選択、ある種、裏切り行為にすら見えないだろうか。

さらにいえば、こういう主体性のない性格は、「不打不成交」(喧嘩しなければ友達になれない)という中国人
がもっとも軽蔑し嫌うタイプではないだろうか。

きちんと情勢を判断できないと、日本は中国以上に国際社会で孤立する可能性がある。(編集担当:三河さつき)


サーチナ 2010/10/14
URLリンク(news.searchina.ne.jp)

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