10/10/14 06:49:14
(>>1の続き)
◇「急がば回れ」の精神が大切
また、ある学生は、日本語を勉強して、漢字の逆移入があることを知り驚きました。
中国人が何気なく使う「任命、主義、生産、資本、経済、電話、電報、電車、解放、労働者、胃潰瘍(かいよう)」
などが日本製だったのです。中国人には、日本は中国が文化を教えた「文化の弟」との意識が強くありますが、
実は、相互の文化が歴史とともに融合し成長してきた、ということをその学生は理解してくれたようです。
若者たちは互いに交流すれば、すぐにも理解し合うことが可能です。考えが柔軟で相手の文化を
受け入れようとする好奇心があるからです。ただその機会を作ってやればいいだけです。
日中交流2000年の歴史を土台に、この際、目標を3000年のかなたにおき、若者たちを軸にした
文化交流を質、量ともに増やしてみてはいかがでしょうか。こういう時こそ、両国のことわざにある
「急がば回れ」(「欲速則不達」=功を急げば目的を達することができない)の精神だと思います。
再見(ツァイチェン)!