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「専攻医(研修医)の間(4年間)は結婚、出産をしません」
「奴隷契約」の条文のような誓約が病院の現場で行われている、と大韓専攻医協議会(大専協)が12日、発表した。
多くの大学病院が、妊娠や出産による業務の空白を嫌がり、研修医選抜の課程で、
女性志願者からこのような誓約書を受け取っているという。
この日、ソウル市内の国立中央医療院で開かれたシンポジウムで、ハン・ビョンドク大専協政策局長は、
「子どもを産むな」と強要する病院現場の実態を告発した。
昨年ソウル市内のある大学病院で、研修医4人を公募した科に男性3人、女性7人が志願した。
成績順で上位5位に入ったのは、全員女性だったが、結局男性二人、女性二人を採用した。
志願者のうち生後3カ月の子どもを持つ女性は、最初から成績とは関係なく、選考対象にすらなれなかった。
今年初めに大専協が研修医402人を対象に実施したアンケート調査によると、
81%(326人)が「一般的に、出産休暇として90日未満を使用する」と答えた。
産婦と新生児の健康を守る義務がある医療界でさえも、出産を避ける文化がまん延しているというわけだ。
記事入力 : 2010/10/13 09:27:09
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