10/10/07 14:14:50
韓国の現代自動車が、欧州トヨタの取締役だったマーク・ホール氏(49)を現代自動車の
欧州販売法人の役員として迎え入れたことが7日、明らかとなった。韓国メディアが報じている。
これに先立ちベルギー・ブリュッセルでは、韓国と欧州連合(EU)の「韓国・EU自由
貿易協定(FTA)」が6日、正式署名された。協定は来年7月1日に暫定発効され、その後、
韓国とEU27加盟国の個別批准手続きを踏み、正式発効となる運び。アジアで、EUとFTA
相手国になったのは韓国が初めて。
自由貿易協定は、特定の複数国や地域において、 関税を撤廃し、数量制限などの貿易障壁を
なくすもので、自由な貿易を繁栄・発展させるための貿易上の取り決め。これにより韓国とEU間
では工業製品の9割以上の関税が撤廃される。
韓国のメディアは、現代自動車が、欧州市場の攻略を強化するため、ライバルのトヨタ幹部を
いきなりスカウトしたと報じている。マーク・ホール氏は現代・起亜自動車の欧州販売はもちろん、
広告、広報などを担当するとみられ、20年以上、自動車業界で働いていた経歴を持ち、現代自動車に
スカウトされるまで、欧州トヨタでレクサスのマーケティングなどを陣頭指揮してきた人物である
と紹介。
現代自動車の今回の人事は、韓国とEUのFTA締結を契機に、欧州市場の攻略を一層強化が
目的とみられると伝えている。
現代自動車は今年の前半期、ヨーロッパで32万9695台を販売し、32万6791台だったトヨタを
半期別集計で初めて追い抜いた。占有率でも現代起亜車は4.5%(8位)、トヨタは4.4%(9位)と
なっている。
また、韓国の自動車業界関係者は「韓国とEUのFTA締結で、欧州市場に対する期待感が
大きくなっている中、現代起亜車がトヨタの役員をスカウトしたことは欧州攻略に総力を傾ける
という意志。トヨタを抜き善戦した上半期の成績を下半期にも継続できるのか、注目が集まっている」
と語っているという。(編集担当:李信恵・山口幸治)
現代自動車がトヨタ幹部をスカウト、FTAを追い風に欧州攻略か 2010/10/07(木) 12:14
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