【毎日新聞・社説】論調観測 緊張続く日中 「ではどうする」が肝要 野党も、私たち新聞も批判だけをしていれば済む時代ではない[10/03]at NEWS4PLUS
【毎日新聞・社説】論調観測 緊張続く日中 「ではどうする」が肝要 野党も、私たち新聞も批判だけをしていれば済む時代ではない[10/03] - 暇つぶし2ch1:はるさめ前線φ ★
10/10/03 07:41:12
社説:論調観測 緊張続く日中 「ではどうする」が肝要

 沖縄・尖閣諸島付近で起きた中国漁船による衝突事件で日中間の緊張が続く中、臨時国会が始まった。
召集前日には衆院予算委で集中審議も行われ、国会は当面、この問題が大きな焦点となりそうだ。
各社の社説はどう書いたか。やはり今週もこれをテーマにしたい。

 集中審議で野党が一斉に追及したのは検察当局が中国人船長を拘置期限前に
処分保留で釈放したことについて「政治介入」があったかどうかだった。

 菅直人首相らは「介入は一切ない」と繰り返したが、毎日はまず中国側の強硬姿勢を批判したうえで、
首相らの答弁も「とても納得できるものではなかった」と総括。「仮に、政治による指示が一切なかったのが
本当だとしたら、逆に政府の外交に対する構えに不安が募る」と書き、改めて菅政権の危機感の乏しさを指摘した。

 政治介入の有無を追及するのは「不毛な攻防」と評した朝日は「釈放が高度な政治判断であったことは
疑いがない」と断じ、むしろ首相が「今回の対応についての全責任を自分が負うと言い切らなければ、
国民の納得は得られまい」と書いた。

 産経は相変わらず激しい。「中国の揺さぶりを受けて厳正な法律の適用・執行を取りやめたのは
国家の恥辱」と批判し、自民党が要求するように検察関係者を証人喚問し、検証するのが最優先だ
と主張している。

 これに対し、読売は野党の追及は「一応理解できる」としながらも「単なる政府批判の繰り返しは、
菅政権の内外の信頼を貶(おとし)め、中国を利するだけで結果的に国益を害しかねない」と
批判を野党にも向けている。

 各紙の主張に違いはある。だが、共通して指摘しているのは、一体、菅首相は日中関係をはじめ、
この国の外交をどう進めようとしているのか、まるで見えないという点だろう。

 漁船衝突事件について、これまでの答弁を簡単になぞっただけだった1日の所信表明演説も、
そんな不満が残った。

 毎日は「首相が言う『国民全体で考える主体的な外交』を目指すなら、より道理にかなった説明で
理解を求めるべきではないか」と書き、朝日は「懸念を払拭(ふっしょく)する『菅外交』の全体像は
示されなかった」と書いた。

 無論、野党も、そして私たち新聞も批判だけをしていれば済む時代ではない。軍事大国、経済大国となった
中国とどう向き合っていくのか。私たちも今後、議論を重ね、より具体的な提案をしていきたいと考えている。
【論説副委員長・与良正男】

毎日新聞 2010年10月3日 2時30分
URLリンク(mainichi.jp)

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