10/09/25 22:11:06
沖縄県の尖閣諸島の日本の領海内で中国の漁船と海上保安庁の巡視船が衝突し、漁船の中国人の船長が逮捕された事件で、
船長が処分保留のまま釈放されたことについて、現場海域に近い石垣市の中山義隆市長は、地元の漁業者が安心して操業できるよう、
尖閣諸島周辺の警備の強化を国に要請したいという考えを示しました。
この事件で、漁船の中国人の船長が処分保留のまま釈放されたことを受けて、石垣市は２５日、中山市長や市の幹部らが対応を
協議しました。このあと記者会見した中山市長は「今回の措置は今後も同じような事件が起きることへの不安を残すもので、まことに
遺憾だ。こうした事態には今後、きぜんとした態度で臨んでほしい」と述べました。そのうえで「尖閣諸島周辺では、他の国の漁船による
違法操業に威嚇されて、地元の漁業者が漁に行かなくなっている状況がある。地元の皆さんが安心して漁に出られる環境を整備して
もらいたい」と述べ、尖閣諸島周辺での警備の強化などを国に要請したいという考えを示しました。
ソース（NHKニュース） URLﾘﾝｸ(www3.nhk.or.jp)