10/09/25 22:08:53
沖縄県の尖閣諸島の日本の領海内で中国の漁船と海上保安庁の巡視船が衝突し、漁船の中国人の船長が逮捕された事件で、
船長が処分保留のまま釈放されたことについて、現場海域に近い沖縄県石垣島の漁業者からは、今後の漁業への影響を懸念する声
が多く聞かれました。
このうち、まぐろ漁船で操業している49歳の男性は「日本政府はなぜ自国の領海を守ろうとしないのか。以前は石垣島の漁業者も
尖閣諸島周辺で操業していたが、最近は台湾や中国の漁船が姿を見せるようになったため、トラブルを避けるため近づかないようにして
いる。今回の事件を受けて、中国などの漁船が自分たちの領海だと主張して、頻繁に尖閣諸島近くに船を出し操業しないか心配だ。
いい漁場なので守ってほしい」と話していました。
また、年に1、2回ほど尖閣諸島の近くで操業しているという31歳の男性は「島が見える海域で操業していると、台湾の漁船が何隻も
漁をしていて、後ろを付け回されたり漁の糸を切られたりする」と指摘し、今回の日本政府の対応について「おくびょうとしか見えない。
今後、尖閣諸島の近くで操業する日本の漁船が、中国政府の巡視船などから立ち入り検査を受けるような事態が起きないか不安だ」
と話していました。
ソース(NHKニュース) URLリンク(www3.nhk.or.jp)