10/09/25 20:55:52
中国河北省でゼネコン(総合建設会社)、フジタの社員4人が国家安全機関の取り調べを受けている問題で、北京の日本大使館は
25日、大使館員が同日午後、同省石家荘市内のホテルで4人と領事面会したと発表した。尖閣諸島沖での海上保安庁巡視船と
中国漁船の衝突事件で日本の当局が逮捕した中国人船長は同日釈放され、帰国しており、今後は4人に対する中国側の刑事手続き
の行方が焦点の一つになる。
日本大使館は4人の身柄拘束を把握した23日以降、安否と身体状況を確認するための領事面会を要請。2日後に認められた。
大使館によると、面会は25日午後3時15分(日本時間同4時15分)から4時半までの約75分。4人の体調に問題はなく、「家族に
元気と伝えてほしい」と話していたという。大使館は引き続き4人に対する人道的な取り扱いなどを中国側に求めていく方針。
4人は20日、同省内の軍事管理区域に侵入し、機密対象物を違法に撮影したとして拘束された。現在の身柄は、中国の刑事
訴訟法で逃亡の恐れがない容疑者に適用される「居住監視」の状態にある。監視開始から10日以内に検察が逮捕の可否を判断
するが、最長で37日間の監視も可能だ。
ソース(日本経済新聞)
URLリンク(www.nikkei.com)