10/09/24 14:24:51
韓国も出生率減少で、日本のように自動車が売れなくなる！？－韓国
2010/09/24(金) 12:27
韓国自動車産業研究所は23日、「国内の20代の自動車需要の影響要因分析：
日韓の比較を中心に」と題した報告書を発表した。複数の韓国メディアがこの
報告書の内容を報じている。
韓国の統計局によると、 2021年から2030年までの10年間で韓国の20代の
人口は638万人から450万人となり、188万人減少するとみられている。
報告書では、韓国は出生率の減少により、今後韓国の20代の人口が大幅に
減少する。このため、日本が過去20年間にさらされてきた状況と同様の状態に陥り、
若い層の新車需要が大幅に減るとの見方を示している。
日本では不動産バブル崩壊以降、自動車市場も長期にわたって低迷が続いて
いるが、これは経済成長の鈍化、高齢化、若年層の自動車購入の減少などのため
だと指摘。韓国は日本と約20年の時差をおいて、少子高齢化が進んでおり、
20年後に韓国でも同様の状況が起こる可能性が高いと分析している。
日本の若者が新車を購入しない要因としては、若年層の失業率の問題や、
未来の経済状況に対する不安が増加したことが挙げられ、これにより消費が低下し、
自動車などの高価な耐久消費財の販売に悪影響を及ぼしていると述べている。
また、日本でバブルを経験した世代は自動車がステータスシンボルのひとつ
でもあったが、今の日本の若者にとって、自動車はそのような機能を持たず、
維持費などの経済的な問題を優先する傾向にある。公共交通機関への認識が改善
され、車の価値はますます低下しているとの見方を示している。
一方、韓国の若者は日本とは異なり、ＩＴ機器の普及などにもかかわらず、
自動車の関心や購入の意思がまだ高く、消費の変化による自動車購入の減少は、
まだ憂慮すべき段階ではないとしている。しかし、 2020年以降には20代の人口の
急激な減少が市場に与える影響は大きく、韓国の若者の指向が日本と同じように
変化する可能性は、排除できないという。
このため、将来を見据えたマーケティングを強化し、自動車市場の中心が
中高齢者層に移動することに対応するなど、20代の人口減少による影響に備え
なければならないと締めくくっている。（編集担当：李信恵・山口幸治）
URLﾘﾝｸ(news.searchina.ne.jp)
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