10/09/24 12:40:17
【ソウル２４日聯合ニュース】性暴力や売春など、性犯罪の青少年被害者が年々低年齢化していることがわかった。
韓国刑事政策研究院は２４日、女性家族部の依頼を受け２０００～２００８年の９年間、性暴力（性暴行）、
強制わいせつ、売春、売春あっ旋・強要の４つの性犯罪状況を分析した報告書を公表した。
それによると、７～１３歳の性暴力被害者の割合は、２０００年の２２．０％から増加を続け、２００８年には
４０．７％に高まった。１４～１５歳の被害者も、９年間にわたり２５％ほどを占めている。これに対し、１６歳以上
の被害者の割合は同期間に５１．５％から３５．３％に縮小。６歳以下の被害者は２０００年の４％から毎年
縮小し、２００８年には０％となった。
売春犯罪の被害に遭った青少年も同様に、１４～１５歳の割合は９年間で３０．１％から４４．２％、７～１３歳
は７．７％から１２．９％に急拡大した半面、１６歳以上の割合は６２．２％から４２．９％に大幅に縮小した。
性犯罪の被害に遭った青少年を性別でみると、依然として女子（９５．６％）が男子（４．４％）に比べ圧倒的に
多いが、男子の割合は年々高まっていると分析された。また、性暴行と強制わいせつ犯罪では、障害を持つ
青少年被害者の割合が拡大を続けている。
韓国刑事政策研究院関係者は、今回の分析で注目すべきは、被害青少年の低年齢化と同時に、被害年齢
層が多様化していることだと指摘。青少年性犯罪予防システムの強化とともに、被害に遭った青少年の支援や
教育、治療に向けたさまざまなプログラムを開発する必要があると話した。
聯合ニュース
2010/09/24 12:17
URLﾘﾝｸ(japanese.yonhapnews.co.kr)