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北沢防衛相は21日の閣議後の記者会見で、尖閣諸島沖の日本領海内での中国漁船衝突事件に
関し、海上保安庁は衝突の様子を撮影したビデオを公開すべきだとの考えを示した。
防衛相は「漁船がこちらに衝突してきた。それが中国の政府の中、あるいは国民に正確に伝わって
いるかどうか、なかなか疑問だ」と述べた。ビデオは、刑事裁判になれば証拠資料として提出
する可能性があるため、海保が公表を控えている。
一方、閣僚からは20日午前の閣議後の記者会見で、中国側が閣僚級以上の交流停止などを決めた
ことについて、日中双方に冷静な対応を求める意見が相次いだ。
仙谷官房長官は「日本も中国も、偏狭で極端なナショナリズムを刺激しないよう政府の担当者は
心すべきだ。エスカレートしないような格好で解決していく要請を、あらゆるチャンネルを使って
やっていきたい」と述べた。
(2010年9月21日11時46分 読売新聞)
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