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【チベット】音楽の政治学 毛沢東を賛美した「北京の金山の上」 チベット人の心中やいかに…[09/20] - 暇つぶし2ch1:はるさめ前線φ ★
10/09/20 11:04:08
【音楽の政治学】「北京の金山の上」 チベット人の心中やいかに…

文化大革命から40年の2006年、北京では、毛沢東の肖像画や写真が飾られたレストランが人気で、
「紅衛兵」に扮(ふん)した女性が歌を披露している (ロイター)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)

 ♪北京の金山に、光り輝く/毛主席はまさに金色の太陽だ/こんなに温かく、こんなにやさしく/
私たち農奴の心を照らしている…

 これは中国の小学校2年の音楽教科書の中に、チベット民謡として収録されている「北京の金山の上」の歌詞だ。

 中国では老人から子供まで広く知られているこの名曲は、文化大革命が始まる2年前の1964年に発表された。
当時の時代を反映し、中国の建国の父で最高指導者の毛沢東を賛美したものだ。
毛沢東をたたえる曲は数多いが、「北京の金山の上」は、美しく伸びやかな高音と、
チベット音楽の独特のリズムで人々を魅了し、全国で大流行した。

 しかし、この曲の作者は、チベット人ではなく、漢族であることはほとんど知られていない。

 香港の鳳凰テレビはこのほど、この曲の作者で音楽家の馬倬氏に取材し、作品ができ上がるまでの
経緯を振り返った。チベット支援チームのリーダーとして60年にチベットへ派遣された馬氏は、
チベット仏教の祭祀(さいし)の時に流れる「山南古酒歌」を耳にし感動した。
ぜひこの曲に中国語の歌詞をつけて、中国人にも聞かせたいという衝動に駆られたという。

 チベット人たちに協力してもらい、メロディーを微修正し、「チベット人を農奴制度から解放してくれた
毛沢東主席に感謝」という中国語の歌詞をつけ加えた。

 64年、馬氏の指導を受けたチベット人女性歌手が北京の要人居住地・中南海に赴き、
毛沢東が出席する宴会でこの曲を披露し、毛本人から高い評価を受けた。
その後、この曲はラジオで頻繁に流れるようになり、知名度は一気に高まった。

 76年に毛沢東が死去してから、改革開放に伴い中国には欧米の流行音楽が入り込み、
この曲が話題になることは少なかった。しかし、2008年3月に起きたチベット騒乱以降、再びよみがえり、
ラジオなどでよく耳にするようになった。歌詞の中に出てくる「毛沢東」を「共産党」に変えて歌われることもあり、
共産党中央指導者がメディアに、曲を流すよう指導したとみられる。

 チベット族の子供たちが、集団でダンスを踊りながら合唱する場面もテレビでよく流される。
歌詞はこう締めくくられている。

 ♪社会主義の幸福の道を歩き出そう/バージャーハイ!/バージャーハイ!

 「バージャーハイ」は「心から感謝する」というチベット語だという。
だが、チベット人は心の中で毛沢東や共産党に感謝しているのだろうか…。(北京 矢板明夫)

MSN産経ニュース 2010.9.20 08:26
URLリンク(sankei.jp.msn.com)


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