10/09/19 17:03:42
9月18日は満州事変の発端となった柳条湖事件が発生した日として、中国国内では「国恥記念日」とみなされ
ている。国内の各地で記念式典を行われたり、一部の地域では反日デモも発生しているようだが、浙江省杭州市
の宝飾店では「日本人お断り」の貼り紙が掲示され、注目を集めた。地元メディアの蕭山網が伝えた。
記事によるとこの宝飾店では朝の開店時より「9.18国恥を忘れるな 日本人はお断り」というポスターを店頭
のガラスに貼り出したという。土曜日ということもあり、多くの市民が足を止めてポスターを見ていたようだ。
この宝飾店はチェーン店だが、ポスターを掲示したのは1店舗のみで、この店舗の従業員による発案だという。
その理由は「尖閣諸島(釣魚島)で発生した問題がヒートアップする中で9月18日を迎えた。こうすることが
中国人にとって然るべき責務ではないか」という意見が出たというもの。
この日1日は日本人顧客の来店を拒むようだが、普段従業員たちは日本人の顧客に対して友好的な態度をとって
いるという。店のマネージャーは「開発区に日本企業が多くあることから、来店する日本人顧客は非常に多く、
常に日本人顧客とやり取りをしている。彼らは非常に我々の商品を喜んでくれていて、来るたびに買っていっ
てくれる」と語った。今回の件が日本人顧客との関係に影響を与えるのではないかという質問に対しては「そ
れはないだろう。もし今日来店されたら、我々はちゃんと説明する。普段から礼儀正しく友好的な人ばかりな
ので、お客さんは分かってくれると思う。愛国の立場はとっているが、我々は日中友好を支持する」と微笑み
ながら答えたとのことだ。(編集担当:柳川俊之)
サーチナ 2010/09/19
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