10/09/14 21:20:40
- 中国人より日本人を好むアフリカ人 「こんなに援助してるのに」=中国 -
アフリカのある国では、「中国人はわれわれの友人だ。日本人はわれわれの配偶者だ」という言葉が
あるという。これに対し、中国の国際先駆導報は9日、「中国はアフリカに多くの支援を行っているのに、
なぜアフリカ人はわれわれより日本人を好むのか」と題する記事を掲載した。
記事では、日本の場合、ボランティア・非政府組織のほか、JICA(国際協力機構)などの公的援助機構
がアフリカで活動を行っていると紹介、「彼らは全面的な責任のもとで対外援助を行っており、仕事は細かく、
その影響力も大きい」と評価した。
一方で、中国の場合は、アフリカへの援助を行う専門機構が存在せず、各組織の協調にも改善が必要
だとしたほか、援助の透明度を挙げるためにも、フランスのように第三者に評価を委託する制度も必要だと
主張した。
アフリカでは、中国企業による援助の実態に不満を示す国も存在するという。記事では北京大学の李安山
教授の言葉として、「アフリカでは、すべての中国系建設企業がわれわれは中国で最高の建設企業だと
主張するが、これが中国の国家イメージを損なっている」と主張し、政府や行政が規範を設け、対外援助の
公平性と秩序ある競争を実現しなければならないとした。
また記事では、「援助を提供する国にとって、目的のない援助など存在せず、援助を受ける国にとっても、
得るものと失うものがある」とし、重要なのは「援助国が得るものと失うものの差を小さくすることである」
と報じた。(編集担当:畠山栄)
ソース : サーチナ 2010/09/14(火) 14:03
URLリンク(news.searchina.ne.jp)