10/09/04 03:19:41
“アン・ジュングン遺骸発掘、日本助けなければならないですね”
チェ・ソミョン資料発掘団長
[ハンギョレ] チョン・ナムグ記者
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▲崔書勉(82)国際韓国研究院長
2日夕方6時、東京千代田区の讃岐会館に20人余りの日本人が集まった。裕仁日王の主治医を務めた
満97才の歯科医師、岸信介元総理の過去の秘書官、金山政英・元駐韓日本大使の息子など参席者ら
は「崔書勉先生を囲む会」の会員たちだった。
長くは40年を超えて崔書勉(チェ・ソミョン、82・写真)国際韓国研究院長を「お迎えして」韓日の歴史を勉
強した彼らだった。10余年前、正式に会を作った後、1年に4~5回ごとの集いを設けたが、この日は「こ
れまで崔先生がとても忙しすぎて何と3年ぶりに集まるもの」とのことだった。
この日は伊藤博文をハルビンで射殺して100年前に殉国した安重根義士の131回目の誕生日でもあっ
た。崔院長は去る4月末に発足した「安重根義士遺骸発掘推進団」の資料発掘団長を担当している。今
回日本を訪れたのも安義士の遺骸を探すのに役に立つ日本側の資料をさらに確保しようとする意から
だった。
「当時(安義士が殉国した)旅順刑務所の所長の娘から確保した珍しい2枚の写真を根拠に最高の専門
家たちが埋葬地と推定される地点を掘ってみたが、惜しくも遺骸の痕跡を全く探すことができませんでし
た。」
崔院長が皆が最も心配している、安義士の遺骸発掘の推進の経過を説明した。崔院長は「埋葬地と推
定された所でなぜ遺骸が出てこなかったかを説明するしっくりくる新しい情報がまだない」ともどかしさを
吐露した。資料収集のため日本を訪れたキム・サンギ忠南大教授(国史学)も「まだ何の成果もない」と
話した。
「韓国の資料だけでは遺骸を探すのは難しいです。もう頼る所は日本しかありません。」
崔院長は日本側の協力を切実に訴えた。この日参席者の中では安義士が埋められていると推定され
る場所を崔院長と何回も踏査した人もいたし、裕仁日王に爆弾を投げた李奉昌(イ・ボンチャン)義士の
裁判記録を確認して韓国側に知らせた人も、日本側資料をくまなく探して、勲章一つ受けることができな
いまま忘れられた独立活動家2600人余りの名簿を探した人もいた。
崔院長は参席者の中の4人を「協力委員」に委嘱して委嘱牌を授与する一方、助けになったと認められ
る方々を協力委員に推薦してくれと要請した。
「私が生きている間に探せなければ、次の世代でも課業を受け継いで必ず安義士の遺骸を探さなけれ
ばならないというのが私たちの姿勢です。」崔院長の話に長い間の友らが、年齢を忘れて安義士の遺骸
探しのために直接足で奔走している彼の健康を祈った。
東京/文・写真 チョン・ナムグ特派員
ソース:ハンギョレ新聞(韓国語) 記事登録:2010-09-03午後06:53:24
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