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★【40×40】潮匡人 韓国併合条約が偽りで無効なら…
明治43年8月29日「韓国併合ニ関スル条約」が公布された。100年後の今月10日、菅直人首相は
「政治的・軍事的背景の下、当時の韓国の人々は、その意に反して行われた植民地支配によって、
国と文化を奪われ、民族の誇りを深く傷付けられました」との談話を公表した。
首相に談話を求めた知識人らは「日本は軍隊、憲兵、警察の力で弾圧し、1910年の韓国併合に進んだ」
「激しい抗議を軍隊の力で押しつぶして、実現された」と論じ、条約は「前文も偽りであり、条約本文も偽りである。
条約締結の手続き、形式にも重大な欠点と欠陥が見いだされる」「当初よりnull and void」、
つまりもともと法的に無効と訴えた(「韓国併合」100年 日韓知識人共同声明)。
その上で「朝鮮民主主義人民共和国と日本との国交正常化も、
この併合100年という年に進められなければならない」とも主張した。
署名者は、大江健三郎(作家)、小田川興(元朝日新聞編集委員)、姜尚中(東大教授)、
小森陽一(東大教授)、坂本義和(東大名誉教授)、佐高信(「週刊金曜日」発行人)、
沢地久枝(ノンフィクション作家)、高橋哲哉(東大教授)、
三谷太一郎(東大名誉教授・日韓歴史共同研究委員会日本側座長)、
山室英男(元NHK解説委員長)、和田春樹(東大名誉教授)ら。
ならば、黒船による文字通りの砲艦外交で結ばれた日米和親条約も、
不平等な日米修好通商条約も、当初より無効であろう。きっと、ポツダム宣言の受諾も無効となろう。
激しい抵抗を軍隊の力で押しつぶして、実現された結果なのだ。
当然、日本国憲法も当初より無効である。占領下の改憲はハーグ条約違反であり、
制定手続き、形式にも重大な欠陥がある。前文も9条も偽りである。
軍事的背景の下、意に反して行われた占領支配によって、国と文化を奪われ、民族の誇りを深く傷付けられた。
首相や知識人らは、そう私たちに気付かせたかったのだ。たぶん…。(国家基本問題研究所評議員)
ソース 産経新聞 2010.8.26 08:08
URLリンク(sankei.jp.msn.com)