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記事入力 : 2010/08/25 07:39:36
進む円高、株価は9000円割れ
円高がとどまるところを知らない。
欧米や中国など世界的な景気先行き懸念で円が相対的に安全資産と見なされ、24日の為替市場では、
円が対ユーロで8年ぶりの高値を付けた。
同日の東京外国為替市場では、円が一時1ユーロ=107円21銭まで買われ、2011年11月以来の円高・ユーロ安水準を記録した。
円は米ドルに対してもさらに上昇し、1ドル=84円93銭に。
今月11日に付けた15年ぶり高値の84円72銭に迫った。
その後開いた24日午前のニューヨーク外国為替市場では、円がさらに上げ幅を拡大し、一時83円58銭まで買い進まれた。
円の対ウォン相場も100円=1400ウォン台まで円高ウォン安が進んだ。
24日の東京株式市場では、深刻な円高を受け、日本の輸出銘柄が売られ、日経平均は前日比121円55銭(1.33%)安の
8995円14銭で引け、昨年5月1日以来の安値水準となり、9000円を割り込んだ。
今年4月5日のピーク時に比べると、株価は21%も下落し、株価は下落局面に入ったとの分析が出ている。
三菱UFJ投信戦略運用部の関口研二部長は、
「現在の円高が日本経済にとって最大の弱点だ。これに対する措置が示されなければ、株価は引き続き下落する」
と述べた。
日本の菅直人首相と白川方明日銀総裁は23日に電話会談を行い、日本経済と円高について意見を交換した。
しかし、為替市場への介入については話し合われなかったという。
市場関係者は、米国経済が回復軌道に入り、ドルが再び上昇しない限り、円高が収まることはないとの見方を示している。
キム・ナムヒ朝鮮経済i記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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