10/08/23 16:32:00
食の安全に対する意識が高まりあるつつある中国だが、その道のりは遠いようで、食品に関する事故のニュース
は日々絶えることがない。江蘇省南京市ではここ数日、食用のエビを食べた多くの市民の筋肉が溶解してしまう
という事態が発生しているようだ。揚子晩報が伝えた。
同省人民病院をはじめとする南京市内の病院には7月頃よりエビを食べた市民が体調不良を訴えて入院する
ケースが増えているという。その症状は食中毒によるものではなく、筋肉が溶けることでタンパク質が血液中
で増加してしまうとのこと。体のだるさを訴える患者が多いが、症状が重い場合は腎臓の機能も低下するようだ。
症状を訴える市民はそれぞれレストランや家庭で十分に加熱したエビを食べていたとのことだが、その原因は
はっきりしていない。細菌性食中毒の可能性は低く、食べた後にすぐ症状が出ることから重金属によるもので
もないと見られており、化学物質や有機物による中毒との見方が強まっている。
そんな中、エビを洗浄するために用いられている「エビ洗い粉」に疑いの目が集まっている。症状が出た市民
の多くは、エビが通常より大きくしかも非常にきれいだったという。そこである医師が付近の販売者に尋ねて
みると「エビ洗い粉」の使用を認めたとのことだ。しかし、粉の成分については何も語らなかったという。
記事では、腐敗が始まったエビはハサミが脱落しやすいことから、きれいで光沢があるにもかかわらずハサミ
が少ないものは「エビ洗い粉」で洗浄している可能性が高いとして注意を呼びかけている。
(編集担当:柳川俊之)
サーチナ 2010/08/23
URLリンク(news.searchina.ne.jp)