10/08/22 17:43:35
【杭州共同】中国で開かれている第5回日中韓観光担当相会合は22日、2015年に3カ国を相互に
訪問する旅行者数(交流人口)を2600万人にするとの目標を盛り込んだ共同声明を発表した。目標は
09年実績1350万人の約2倍。観光を成長戦略の柱に据える日本には追い風で、文化や医療など新しい
観光商品の開発にも弾みがつきそう。前原誠司国土交通相は「3国のきずなの強化につながる」と成果を
強調した。
日中韓の交流人口は、国際的な景気後退や新型インフルエンザなどの影響で08年、09年は減少して
いるが、10年は第1回会合で定めた1700万人の目標は達成される見通しとして、声明で新たな目標を
定めた。
共同声明はこのほか、東アジアの観光を振興する方策として、医療やスポーツ、映画、アニメ、飲食などを
観光資源として開発し利用することを挙げた。さらに、大規模な自然災害や感染症の流行などが観光に
必要以上の影響を与えるのを避けるため情報を共有することも盛り込んだ。
観光担当相会合は中国の浙江省杭州市を中心に21日から23日の日程。23日には地球温暖化に
配慮した観光の推進を求める共同提案を発表する予定だ。
URLリンク(www.shikoku-np.co.jp)
URLリンク(www.shikoku-np.co.jp)