10/08/22 07:33:56
関係良好、高まらぬ反日=併合条約、22日で締結100年-韓国
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【ソウル時事】日韓併合条約の締結から22日で丸100年。韓国人は国を失った日韓併合を
「国恥」とみなしており、29日の同条約発効100年までの間、歴史を振り返る市民団体の集会
や学術会議などが開催される。ただ、歴史問題で韓国を刺激しない日本の民主党政権の配慮
もあり、両国関係は最近良好な状況が続いており、懸念された反日感情の高まりは見られない。
併合条約により、朝鮮半島は第2次世界大戦で日本が敗戦した1945年8月までの35年間、
日本の植民地支配下に置かれた。その間、姓名を日本式とする創氏改名などの同化政策が
取られ、多くの人が日本本土で働くことを余儀なくされた。韓国人の中には、併合に対する恨み
が今もくすぶる。
21日付の韓国紙・東亜日報は特集記事で、「日本式の居酒屋で日本酒を楽しむ若者たちが
ウェブサイトへ日本への憎しみをつづった文章を載せている」と指摘。「韓国人にとって日本は
歴史的加害者として憎悪の対象だが、経済大国として依然学ばねばならない点が多い国だと
の認識も共存している」と韓国人の複雑な対日感情を分析している。
植民地支配については、かつて日本の閣僚らが支配を正当化する発言をし、韓国で反日感情
が高潮、日韓関係が悪化するという構図が繰り返されてきた。民主党政権は歴史問題で韓国を
刺激しないよう配慮しており、現在の日韓関係は「1965年の国交正常化以来最良」(韓国政府
幹部)といわれるほどだ。
菅直人首相が10日発表した植民地支配への反省とおわびを盛り込んだ談話に対し、李明博
大統領は「踏み込んだ努力だと評価したい」と応じた。(2010/08/21-17:33)
ソース:時事ドットコム (2010/08/21-17:33)
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