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ソウル中央地検・外事部は、カンボジアでは結婚仲介業者を通した結婚や集団見合いが禁止されていることを
知らせず、地元の女性と集団お見合いを仲介した容疑(結婚仲介業の管理に関する法律違反)で、国際結婚
の仲介会社の代表、李某容疑者(58)に対し、罰金300万ウォンで略式起訴したと、30日に明らかにした。
検察によると、李容疑者は09年9月29日から10月1日にかけて、カンボジアのプノンペンで、国際結婚を希望
するオ某氏(43)に、地元の女性25人との集団見合いを斡旋した。25人を何組かに分け、組別にオ氏と数度
に渡って見合いをさせるやり方だったという。この過程で、李容疑者は、オ氏から、「結婚仲介業者を通した国際
結婚やお見合いは、カンボジア法令で禁止されており、結婚の許可が降りない上、刑事処罰まで受けかねない」
という事実を伝えななった。検察は、オ氏に対し、国際結婚に関する重要な情報を伝えなかったことは、うその
情報を提供したのと同様だと判断したのである。
李容疑者による集団見合いの斡旋行為は当時、カンボジア当局によって摘発され、この過程で警察に逮捕
された地元仲介業者が今年初頭、裁判所で懲役10年刑を言い渡されると、3月、カンボジア政府は、駐
カンボジア韓国大使館に対し、「カンボジア人と韓国人との国際結婚を暫定的に中止する」と通知してきた。
これは08年に続き、カンボジア政府が2度目に下した韓国人との国際結婚の中止措置だった。同措置は
4月末に解除された。
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