10/07/30 15:11:13
「李明博(イ・ミョンバク)が指定した『MB(李大統領のイニシャル)物価指数』というものがあるでしょう。この、
いわゆる“ネズミ男物価指数”とは何か。ネズミ男が何をしたかというと…」
数億ウォン(1億ウォン=約730万円)の年俸を手にしているというある「スター講師」は、数万人の生徒たちに
対し、「インターネット講義」を通じて、社会探究領域の経済について説明する中で、上記のような発言を行った。
この講師は、「ハゲ頭になって、通帳には29万ウォン(約2万1000円)しかない××」などと前職大統領を侮辱
したかと思えば、生徒たちにはろうそくデモに参加するようあおっている。
下品な言葉で生徒たちに自らの政治的な不満を語る予備校講師は、この人物だけではない。「李承晩
(イ・スンマン)のような人間がこの国の大統領になった瞬間、正義は地に落ちた」「この国の国民の多くは、今も
朴正熙(パク・チョンヒ)を尊敬しているが、ここまで腐った国がどこにあるだろうか」などと舌打ちする講師もいる。
数日前にEBS(教育放送)である女性講師が、「男たちは軍隊で人殺しを学んでくる」と発言し、大きな問題と
なった。保護者たちが、「一流講師といわれる人たちのおかしな考え方を子供たちが受け入れたかと思うと、
冷や汗が出てくる」と騒ぎ立てるのも、無理のない話だ。
この国の公教育が左派に牛耳られてから、多くの生徒たちが、「大韓民国は恥ずべき国」と洗脳された。この
ような状況はすでに10年以上続いているが、今では公教育に劣らず大きな影響力を持つ私教育(塾や家庭教師
など学校以外での教育)についても、すでに左翼講師らの舞台となってしまった。
私教育における左翼講師の元祖は、386世代(1990年代に30代で80年代に大学に通った60年代生まれの
世代)だ。大学卒業後、まともな仕事につけなかったこの世代は、食べていくために予備校業界へ足を踏み
入れた。入試で論述の割合が高くなったことで、学生時代に金日成(キム・イルソン)主体思想の学習や討論を
通じ、「言葉を駆使する方法」に通じた彼らが、言語領域、論述領域で頭角を現わしているというわけだ。386
世代は、1990年代後半から急浮上したソウル市江南区大峙洞にある複数の予備校を通じて注目を集め、
「インターネット講義」ブームに乗り、活動の場を全国に広めた。盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権で彼らと同じような
考え方を持つ大統領府秘書官が、「386運動圏(民主化運動に従事した人たち)が私教育市場を掌握した」と
口にするほどだった。
中高生の私教育市場の規模は10兆ウォン(約7300億円)を上回るといわれているが、これを掌握した企業型
予備校の代表や有名講師の中には、「全国大学生代表者協議会」や「南韓社会主義労働者同盟」といった、
金日成主体思想に追従する左翼団体で活躍していた人物が多い。彼らはかつての人脈を利用して運動圏出身
の後輩を引き入れ、自分たちの勢力を大きくしてきた。
「金も稼いだし、年も取った。もう彼らも変わるだろう」と考えるのは大きな間違いだ。「予備校業界の大物」たちは
今も、左派政党や左派市民団体にとって有力な資金源だ。左派市民団体は、口では「私教育の撤廃」などと
主張しているが、その攻撃すべき中心であるはずのソウル・江南地区の予備校を、直接非難するようなことはしない。
彼らは事実上、共生関係にあるからだ。
「私教育左派」たちは大韓民国の体制を利用し、腹を膨らませてきた。ところがそれによって得た資金と影響力
を、今度は大韓民国を非難するのに使っている。講義中に大韓民国を侮辱する内容を巧妙に挟み込むことで、
教育界の矛盾で腹を満たしてきた自たちの良心をなぐさめる。大韓民国の保護者や生徒たちは、彼らに金を支払
い、そのイデオロギーを学習する結果になっている。
最近は生徒たちにとって、「インターネット講義」は選択ではなく必須だ。しかし、その動画ファイルの内容をチェック
したり、管理するシステムは存在しない。大韓民国の教育は現在、本来の機能を失って故障した公教育と、江南
の左派私教育という二つの車輪の上に乗せられ、底知れない深い谷に陥りかけている。
URLリンク(www.chosunonline.com)
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