10/07/28 23:40:27
人民日報社が運営するニュースサイトの人民網は27日、台湾メディアが31日に中国大使に着任する丹羽
宇一郎氏の発言をねじ曲げて伝えたと非難した。台湾メディアの自由新報は、丹羽氏が記者会見で「台湾が
中国領土の一部と、日本政府は直接承認したことはない」と発言したと報道したが、記録によると、丹羽氏の
発言に同部分は存在しなかった。
丹羽氏は、1972年の「日中共同声明」が両国間の最初の政治文書と指摘。重要な内容として「日本国
政府は、中華人民共和国政府が中国の唯一の合法政府であることを承認する」、「中華人民共和国政府は、
台湾が中華人民共和国の領土の不可分の一部であることを重ねて表明する。日本国政府は、この中華人民
共和国政府の立場を十分理解し、尊重する」の部分を挙げた。
丹羽氏は日中両国がその後、72年の「日中共同声明」の精神にもとづき、関係発展のたの条約締結や、
共同宣言、首脳の往来を行ってきたと指摘。両国関係の発展の歴史を紹介した。
発言の文脈からみても、丹羽氏は関係発展のための両国政府の努力を力説しており、日中政府の
“相違点”を強調するための発言ではない。
台湾の自由時報は「反中国共産党」の論調で、独立志向が強い大衆紙とされる。台湾出身者によると
「大げさにあおりたてる記事が多い。読者を喜ばせることが目的の、日本で言えば一部のスポーツ新聞のような
存在」という。
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【中台】丹羽中国大使「台湾は中国の一部というが、日本は台湾問題を承認してない」、中国で波紋[07/28]
ｽﾚﾘﾝｸ(news4plus板)