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監査院は京釜(キョンブ)高速鉄道2段階蔚山(ウルサン)~釜山(プサン)軌道工事過程で、
怠慢な設計業務により、悪天候時、列車の運行に支障が出る恐れがあるとして、
韓国鉄道施設公団側に担当者の懲戒を要求したと27日明らかにした。
監査院によれば、軌道工事設計および発注管理業務を総括したA氏は、2008年6月、
コンクリート軌道構造をレール下段と路上コンクリート鐘方向鉄筋の間を207mmで設計するとし、発注を要請した。
特定会社製品だけ使うという批判を防ぐため、B社とC社のレール締結装置を全四用可能にし、
UM71信号システムと互換させるために、レール下段と路上コンクリート鐘方向鉄筋の間を227mmに、
縦横方向の鉄筋間隔離距離を10mmになるようにしなければならなかった。
監査院はA氏の不良設計の結果、路上コンクリートの亀裂や気象異変などの悪天候時の、
軌道絶縁抵抗値が8Ω・km以下になると、列車の運行に支障をきたすことになった他、
レール締結装置供給業者をB社に制限する結果になったと指摘した。
また、大邱(テグ)~蔚山(ウルサン)区間工事時んお、コンクリートを打つ前に、軌道絶縁抵抗を測定しなければならないのに、
施工者が鉄筋絶縁抵抗値の適正性を確認しないなど、絶縁状態が不良なまま施工を終わらせたことが明らかになった。
監査院は軌道工事を不十分に施工したD社と監理業務を疎かにしたE社、
責任監理院に不良罰点を付加して関連者に注意を促すように要求した。
この他に韓国鉄道施設公団嶺南(ヨンナム)本部側は、
電車を支持する吊架線を前週にぶら下げるための連結クレビス パイプ クランプの品質検査を疎かにし
規格に合わないクランプ3千284個(2億万ウォン相当)を搬入し、昨年末まで3千16個を設置(工程率99.4%)したことが判明。
監査院はその結果すでに施工されたクランプを解体して再組み立てする場合は11月の開通に支障が予想され、
そのまま使う場合は、耐久年限が8年から4年に減るなど線路の安全性が落ちることになったとし関連者らに対する懲戒を要求した。
ソース MKドットコム(配信元:聯合ニュース) 2010.07.27 11:10:38入力
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