10/07/24 05:32:23
- 安重根記念館建設のため、日本の大学教授が寄付 -
平田厚志教授
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今年10月26日に完成が予定されている新しい安重根(アン・ジュングン)義士記念館の建設成功を祈り、
寄付が相次いでいる。
日本の龍谷大図書館長・平田厚志教授(66)は先月16日、安重根義士崇慕会を通じ、安重根義士記念館
建立委員会(朴維徹〈パク・ユチョル〉委員長)に10万円をオンライン寄付した。平田教授は昨年12月、記念館
建立委員会に建設基金100万ウォン(現在のレートで約7万2863円、以下同)を送った図書館の司書・田中博之
さん(33)の紹介を受け、募金を行った。田中さんは昨年10月26日、安重根が伊藤博文・韓国統監府初代統監
を狙撃した事件から100周年を迎え、龍谷大が保管している安重根の遺墨3点を韓国で展示する仕事を安重根
義士崇慕会と共同で行い、募金も行った。
平田教授も、当時韓国で開かれていた安重根の遺墨展示会に参加した。平田教授は、「展示会に参加して、
安重根の東洋平和論についてさらに詳しく知るようになった。祖国を求めるだけなく、アジアと世界平和に寄与
した安重根の偉大さを、日本人として当然学ばなければならないと考え、募金した」と語った。大学で日本史を
教える平田教授は、「今、大学1年生たちに講義しながら、安重根の平和思想も教えようと努力している。新しい
記念館がオープンしたら、3年生や4年生たちと記念館を見学したい」と語った。
京畿道竜仁に住むチェ・イルナムさん(65)は、安重根殉国100周年の前日に当たる今年3月25日、孫のソ・
イェジュン君(2)の名前で10万ウォン(約7286円)を委員会に寄付した。この10万ウォンは、孫に格別の愛情を
注ぐチェさんが、孫の最初の誕生日に友人からもらった祝賀金だった。チェさんは、「共稼ぎで忙しい息子夫婦
のため、代わりにイェジュンの面倒を見て育てている。イェジュンが安重根のような立派な人物に育ってくれ
ればいいという思いから、少額ではあるけれど募金した」と語った。
安重根義士記念館建立委員会は、「21日までに1万188人が合計28億3556万ウォン(約2億660万円)を募金
した」と発表した。委員会は、建設費総額181億ウォン(約13億1900万円)のうち、韓国政府からの支援146億
ウォン(約10億6400万円)を除く残り35億ウォン(約2億5500万円)を寄付金で賄っており、募金は今年9月30日
まで受け付ける。委員会は、金額に関係なく、寄付者全員の名前を銅板に刻み、新築された記念館に展示する
計画だ。
安重根義士記念館建設のため、孫の名前で寄付を行ったチェ・イルナムさん(65)と孫のソ・イェジュン君(2)。
11日午後、京畿道竜仁の自宅で、チェさんが孫にプレゼントするため、本紙を毎日スクラップして作った育児
日記を、孫と一緒にめくっている。/写真=オ・ジョンチャン記者
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ソース : 朝鮮日報日本語版 記事入力 : 2010/07/23 15:06:03
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