【中国経済】 4~6月期のGDPは10.3%成長。消費者物価上昇3%以内、公共投資が牽引し輸出急回復も生産に減速感 [07/15]at NEWS4PLUS
【中国経済】 4~6月期のGDPは10.3%成長。消費者物価上昇3%以内、公共投資が牽引し輸出急回復も生産に減速感 [07/15] - 暇つぶし2ch1:夏髪φ ★
10/07/15 19:57:00
★中国、3四半期連続2ケタ成長 4~6月10.3% 生産に減速感

【北京=高橋哲史】中国国家統計局は15日、4~6月期の国内総生産(GDP)が実質で前年同期に比べ
10.3%増えたと発表した。公共投資と輸出の拡大で、3四半期連続の2ケタ成長を達成した。
ただ、高成長を支えてきた生産の減速感が強まり、成長率は1~3月期の11.9%より鈍化した。
世界経済のけん引役を期待される中国経済の急回復に、一服感が出始めている。

 今年上半期(1~6月)の実質成長率は11.1%。名目GDPは17兆2840億元だった。
実質成長率は中国政府が掲げる年間の目標である「8%程度」をなお大幅に上回っている。
成長率が1~3月期より低下したのは、中国経済が昨年4~6月期から回復局面に入った反動が出た面もある。

 2ケタ成長の原動力となったのは引き続き公共投資だ。1~6月の都市部の固定資産投資
(設備投資や建設投資の合計)は前年同期比25.5%増。政府の景気刺激策の効果で高い伸びが続いている。
ただ、伸び率は1~5月の25.9%より鈍化した。年後半にかけて公共投資の息切れを懸念する声も上がっている。

 世界経済が持ち直し、輸出も急回復した。6月の輸出額は前年同月比43.9%増の1374億ドルと、
リーマン・ショック前の2008年7月を上回り、単月ベースで過去最大を記録。
4~6月の貿易黒字は前年同期比21.3%増え、成長率を押し上げる要因になった。

 消費の動きを示す1~6月の社会消費品小売総額(小売売上高)は18.2%増。
高水準を保ってはいるが、足元で新車販売の伸びに陰りがみえるなど、先行きには不透明感も漂う。

 投資の拡大と輸出の回復が生産を刺激し、成長を引っ張る構図には変化の兆しも出ている。
6月の工業生産は前年同月比13.7%増。伸び率は 20%台だった年初から大幅に鈍化した。

 中国政府が4月に導入した住宅ローン規制が響き、不動産開発投資にブレーキがかかる恐れが浮上している。
好調な輸出も欧州不安や人民元相場の上昇で年後半は減速が予想される。
在庫が積み上がり、生産には下押し圧力がかかっている。

 インフレを警戒する中国政府は、年初から預金準備率を引き上げるなどして市場の余ったカネを回収し、
景気の過熱を抑えてきた。4~6月期の成長率の鈍化は政策効果が表れた結果でもある。
韓国、インド、タイなどアジアの新興国で政策金利の引き上げが相次いでいるが、
市場では中国人民銀行(中央銀行)が当面、利上げしないとの観測が強まっている。

ソース 日本経済新聞 電子版 2010/7/15 11:35 (2010/7/15 12:15更新)
URLリンク(www.nikkei.com)

中国の4-6月期実質国内総生産(GDP):(表)
URLリンク(www.bloomberg.co.jp)
中国の6月CPI,PPI,小売販売、工業利益などの経済指標(表)
URLリンク(www.bloomberg.co.jp)
中国の6月消費者物価指数:詳細(表)
URLリンク(www.bloomberg.co.jp)
中国の6月生産者物価指数:詳細(表)
URLリンク(www.bloomberg.co.jp)
中国の6月購買物価指数:詳細(表)
URLリンク(www.bloomberg.co.jp)
中国の6月小売販売:詳細(表)
URLリンク(www.bloomberg.co.jp)
中国の1-6月固定資産投資:詳細(表)
URLリンク(www.bloomberg.co.jp)
中国の6月鉱工業生産:詳細(表)
URLリンク(www.bloomberg.co.jp)


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