10/07/14 21:14:13
- シンガポールGDP、中国上回る世界最速の勢い -
【シンガポール=実森出】シンガポール通産省が14日発表した2010年4~6月期の
国内総生産(GDP)成長率の速報値は、電子部品や医薬品の生産が拡大し、前期比年率
で26%増、前年同期比で19・3%増の高い伸びを示した。
政府は通年の見通しを「前年比7~9%」から「13~15%」へと大幅に上方修正し、2ケタ
成長を見込んだ。中国を抜いて世界最速の成長を実現しそうな勢いだ。
前年同期比の成長率は、2期連続で過去最高を更新した。内訳は製造業が45・5%増、
建設業が13・5%増、サービス業が11・4%増となった。特に、電子部品や半導体は昨年秋以降、
回復傾向が顕著で、すでに金融危機以前の水準を超えたとの見方が多い。
電子部品の輸出は5月が前年同月比111・7%増、6月が125・4%増と急増し、需要が
供給を上回る状態が続いている。サービス業では今年開業したカジノの集客が好調で、
観光サービス業の伸びが目立った。
ソース : (2010年7月14日20時58分 読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)