【朝鮮日報コラム】電気自動車バッテリー市場(イラスト)[07/13]at NEWS4PLUS
【朝鮮日報コラム】電気自動車バッテリー市場(イラスト)[07/13] - 暇つぶし2ch1:はらぺこφ ★
10/07/13 16:40:02
オバマ米大統領は15日、米ミシガン州ホランドにあるLG化学の電気自動車用バッテリー工場で開催される起工式
に出席し、祝賀スピーチを行う予定だ。米国の大統領が外国企業のイベントに参加すること自体、異例なことで、
特に韓国企業の工場を訪問するのは初めてだ。次世代を見据えた環境に優しい電気自動車に対する米国政府の
関心と意気込みがうかがえる。

LG化学は昨年初め、米ゼネラルモーターズ(GM)が生き残りをかける電気自動車「シボレー・ボルト」に搭載
する二次電池の単独供給企業に選出された。パナソニック・ソニー・三洋などの日本企業が独占していた電気
自動車用の二次電池市場に、初めて韓国企業が参入したのだ。LG化学は、商用車部品分野で北米1位を誇るイー
トンにも二次電池を納品することになった。また、サムスンSDIも独ボッシュとの合弁会社を通じて、BMWに二次
電池を納品することが決定し、バッテリー市場では朗報が相次いで聞かれる。

シボレー・ボルトに搭載される二次電池の用量は、携帯電話用電池の4000-5000個分に相当する。昨年、世界
の携帯電話機の売り上げ台数は12億台を記録した。シボレー・ボルトのような電気自動車を30万台生産すれば、
携帯電話用の電池市場の規模を越えることになる。自動車用の二次電池市場は昨年の2億ドル(約177億円)から、
2015年には40億ドル(約3550億円)へと6年間で20倍に拡大することが見込まれているほど、急速に成長して
いる。そのため、電気自動車バッテリー市場を先制しようという各国の競争も激しくなっている。

サムスンとLGが二次電池市場に参入したのは1990年代末のことだ。日本企業には10年以上もの後れを取ったが、
世界2位の携帯電話産業を背景に技術を磨き続け、市場占有率を伸ばしてきた。サムスンSDIとLG化学は昨年、
世界市場においてシェア2位と3位になった。さらに、電気自動車用の電池市場では、日本企業が従来のニッケル
水素方式に力を入れて取り組んでいる間に、韓国企業は新たに注目されているリチウムポリマー電池の開発に
集中してきたため、その展望は明るいと見られている。


しかし、楽観視してばかりもいられない。その源泉となる技術の競争力は日本の30%程度に過ぎず、部品・素材
の自給率は日本の半分程度だからだ。4大中核素材である陽極材・陰極材・電解質・分離膜は、日本企業が全
市場の70-100%を占めている。二次電池産業を韓国経済の未来の糧として活用できるよう、源泉となる技術の
確保や、新部品・素材開発のための国レベルでの投資戦略が必要な時期といえる。

金基天(キム・ギチョン)論説委員


朝鮮日報 2010/07/13
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