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★中国不動産、前年同月比11%上昇 6月、前月比は下げ
【北京=高橋哲史】中国国家統計局が12日発表した6月の主要70都市の不動産販売価格は
前年同月比11.4%上昇した。伸び率は5月の 12.4%より鈍化。
前月比では0.1%下落し、2009年2月以来、1年4カ月ぶりにマイナスに転じた。
中国政府が4月に打ち出した住宅ローン規制の効果で販売量が急減しており、
不動産価格は頭打ちになっている。
不動産販売価格はマンションなど居住用と、オフィスなど商業用の両方を含む。
6月の前年同月比の上昇率を都市別にみると、海南省海口の 50.6%、北京の13.5%、
深センの10.6%などとなっている。いずれも伸び率は5月より鈍った。
1~6月の全国の販売面積は前年同期比15.4%増で、1~5月に比べ伸び率は7.1ポイント落ち込んだ。
中国政府は4月半ばに2軒目以降の住宅を購入する際の融資条件を厳しくする規制を導入。
投機的な住宅購入に歯止めがかかり、価格の頭打ちにつながっている。
中国政府は「一部の地域で、不動産市場は全面的な調整局面に入る可能性がある」
(徐紹史国土資源相)とし、住宅を買えない人たちの不満を抑えるためにある程度の価格下落を促す構えだ。
ただ、価格が急落すれば景気に悪影響を及ぼす。
複数の中国紙は12日、「一部地域で3軒目の住宅購入規制の緩和が始まった」と報じている。
ソース 日本経済新聞 電子版 2010/7/12 18:55
URLリンク(www.nikkei.com)
関連ソース
中国の6月住宅価格:統計(表)
URLリンク(www.bloomberg.co.jp)
北京や深センの銀行、3軒目の持ち家に対する融資を再開-証券時報
URLリンク(www.bloomberg.co.jp)
中古住宅価格が低迷=その一方で賃貸契約、家賃価格が急上昇―中国
URLリンク(www.recordchina.co.jp)