【日韓】日本の大学の最先端基礎研究成果、日本の電機大手ではなく韓国企業の採用相次ぐ-「基礎より応用」稼ぐ韓国[07/08]at NEWS4PLUS
【日韓】日本の大学の最先端基礎研究成果、日本の電機大手ではなく韓国企業の採用相次ぐ-「基礎より応用」稼ぐ韓国[07/08] - 暇つぶし2ch1:すばる岩φ ★
10/07/08 05:32:10

- 基礎より応用、稼ぐ韓国 日本の大学研究成果を採用 -

新しい液晶材料として期待される「ブルー相」の状態を顕微鏡で観察する九州大の菊池裕嗣教授
=福岡県春日市、神谷写す
URLリンク(www.asahi.com)
主な先端技術製品の世界シェア(09年)
URLリンク(www.asahi.com)
日韓の実質GDP成長率
URLリンク(www.asahi.com)

 日本の大学が生み出した最先端の基礎研究の成果を、日本の電機大手ではなく、韓国の企業が採り
入れて応用する例が相次いでいる。基礎より応用に強く、そうして生み出した液晶テレビや携帯電話など
が世界で高いシェアを占める韓国勢。だが「基礎より応用」は強みである一方で弱みにもなり、韓国にも
不安感があるようだ。

 液晶化学が専門の九州大の菊池裕嗣教授の研究室。パソコンとつながった特殊な顕微鏡で、プレパ
ラート上の液晶物質の温度を38度前後まで下げていくと、画面に映った液晶物質が青みを帯びた。
さらに温度が下がると、アメーバが増殖するように、いたるところで白や灰色が広がり、やがて青をすべて
浸食した。

 「先ほどの青が液晶のブルー相。現れる温度の幅が狭いのが難点だったが、安定させる方法を2002年
に見つけた」と菊池教授。同年に特許を取得し、学会で発表した。

 3D対応など進化を続ける液晶テレビ。それでも高速で動く映像をぶれることなく滑らかに映すのが苦手だ。
ブルー相なら、今の液晶より応答速度が10倍速いうえ、バックライトの消費電力が3分の1に軽減できる。

 学会発表の後、菊池教授に接触したのは、液晶パネルの国内大手メーカー。研究者同士の話にとどまり、
実用化の話まで進まなかった。

 ところが08年5月、研究者やディスプレー業界に衝撃が走る。液晶パネル世界シェア首位の韓国サムスン
電子が、ブルー相の特性を使ったパネルの試作機を発表。「10~20年に一度の画期的な発明」と評価を
受けた。菊池教授は「寝耳に水だった」というが、「自分の研究も参考にして、サムスンが水面下で研究を
続けて開発までこぎつけたのだろう」とみる。

 新しい技術には欠点や課題がつきもの。それを克服したとしても、生産方法の変更で新たな設備投資が
必要だ。日本のメーカーは開発動向を様子見していたが、「サムスンは素材の有望性を見通し、力ずくで
製品を作ってみせた」(菊池教授)のだ。

 ナノテク素材である炭素の筒「カーボンナノチューブ」の発見者で、ノーベル賞候補の飯島澄男・名城大
教授も、日本メーカーの勢いのなさに強い危機感を持つ。

 飯島教授は韓国の成均館大とともに、炭素素材「グラフェン」を使った薄くて折り曲げられる大型のディス
プレー素材の開発に成功し、曲がるタッチスクリーンの試作品を製作。6月中旬に発表した。

 この研究を強力に支援しようとしているのがサムスングループという。飯島教授が6月下旬に韓国を訪れた
とき、韓国の研究者からこう耳打ちされた。「サムスンはすでにグラフェンのタッチパネル実用化に向けて、
博士号を持った研究者20人を確保した。2年後の実用化を目指して突っ走っている」

 飯島教授は国の研究支援機関などにグラフェンの重要性を訴えたが、対応は鈍かったという。「もし来年度
予算で研究費がついたとしても、実際に動き出すのは1年半ほど先。サムスンが新型製品の開発にこぎつける
ころだ」

(*>>2以降に続きがあります。)

ソース : 朝日 2010年7月8日1時51分
URLリンク(www.asahi.com)


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch