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なぜ人気?膨張する韓国キリスト教 人脈社会と国民性 黒田勝弘
韓国は昔から「人脈社会」といわれ、韓国人たちは各種の人脈の中で生き甲斐と利益を求めてきた。
それが「今や地縁・学縁に加え“教会縁”ができており、韓国人にとって教会は有力な社交場として
人脈形成の場になっている」(中央日報の崔●周・元論説委員長)という。
韓国の教会を経験した日本人が一様に驚くのは、牧師の情熱的な説教ぶりと信徒たちの無我・陶酔ぶりだ。
そして韓国には世界最大という体育館のような巨大教会があり、歌や音楽を交えたイベント風の大がかりな
“宣教風景”が見られる。
作家の李御寧氏は韓国人の宗教的情熱について「韓国人は日本人より霊的なものにはるかに強く反応する」と
“霊性”を強調する。宋復・延世大名誉教授(社会学専攻)も韓国におけるキリスト教の隆盛の背景について
「急速な産業社会化と韓国人の気質」を挙げている。
霊的、神的なものに身を寄せ、それに没入・一体化することで心理的安定を得ようとする傾向が強いというのだ。
「韓国人は何事にもすぐ一生懸命になり、感情的とみられるほど情熱的で、しかも自己主張が強く、自分が良い
と思うとそれを他人にも押しつけたがる性格」があり、それが信仰と布教への情熱になっているというのだ。
しかし韓国キリスト教は国内的にはすでに飽和状態というのが一般的見方だ。その分だけ海外進出が活発になって
おり、キリスト教の不毛地帯(?)といわれてきた日本での近年の“挑戦”はその一環とみられている。
2007/09/20
URLリンク(www.sankei.co.jp)