10/07/02 12:19:27
ウォールストリート・ジャーナルが分析
国防予算などを比較した結果、1位ブラジル、2位ドイツ、3位スペイン
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サッカーはよく、「銃声のない戦争」といわれる。
とりわけワールドカップ(W杯)は、4年ごとに国の力量が問われる「世界大戦」に比喩(ひゆ)されることもある。
各国がW杯に熱狂するのも、銃ではなく、サッカーボールを使った全面戦争を連想するためかもしれない。
歴史を振り返ると、サッカーが原因で本当に戦争のような流血事態が起こったこともある。
1969年のメキシコ大会南米予選、ホンジュラスとエルサルバドルの試合では、
両国の応援が過熱して、過激なファン同士が衝突し、1万7000人以上の死傷者が出る惨事となった。
すでにベスト8が決まった今大会で、もしサッカーボールではなく、
兵器を使った本当の戦争が発生したとしたら、どこが勝つだろうか。
米紙ウォールストリート・ジャーナルは今回、国際戦略研究所(IISS)の資料を基に、各国の実際の軍事力を比較した。
2008年の軍事費、国内総生産(GDP)に占める軍事費の割合、兵力数など三つの項目を比較したところ、
ブラジルがドイツを抑え、最強の戦力を持つという結果となった。
これら3項目だけで実際の戦力を分析するのは当然、無理がある。
それでもあえて比較すると、ブラジルはGDPに占める軍事費の割合(1.7%)や兵力(32万8000人)でドイツを上回っていた。
続いてスペイン、オランダ、アルゼンチンの順となった。
1位のブラジルと2位のドイツは、サッカーでも優勝の最有力候補だ。
国際サッカー連盟(FIFA)ランキング1位のブラジルが、今回のベスト8戦でオランダを破った場合、
次はウルグアイとガーナの勝者と対戦することになるため、決勝進出はほぼ間違いないとみられる。
ドイツは決勝トーナメント第1戦までの4試合で61本のシュートを放ち、9得点を上げた。
攻撃の効率性では今大会トップだ。これまでのW杯通算成績でも、
ブラジル(66勝14敗15分け)とドイツ(57勝19敗19分け)はやはり1位と2位だ。
出場32カ国全体の軍事力を比較すると、
「ベスト8進出に惜しくも失敗した米国が、“戦争杯”で優勝するのは驚くべきことではない」とウォールストリート・ジャーナルは分析している。
フランスはチームワークの乱れにより予選リーグで敗退したが、軍事力では2位だ。
続いて3位韓国、4位イングランド、5位ブラジルの順となった。日本は12位、開催国の南アフリカは19位、ホンジュラスが31位だった。
ただし北朝鮮に関しては、「正確な軍事費が分からないい」として順位に含まれなかった。
ソース 朝鮮日報 記事入力 : 2010/07/02 11:00:06
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