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- 「日本は嫌い、でも祝福」中国、客観的に技術評価 -
W杯・日本代表の試合を報じる中国の新聞。見出しは「本田発動機(エンジン)」
(25日、北京で)=青山謙太郎撮影
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【北京=大木聖馬】日本がデンマークを下した直後の25日朝、中国のインターネット上では、
「素晴らしい試合だった。日本が好きでない私も心から祝福したい」などと、日本の勝利を祝福
するサッカーファンの声が大勢を占めた。
「自らのスタイルを貫いた日本の長年の努力が報われた」「日本の守備は完璧(かんぺき)だ」
「遠藤選手のフリーキックは芸術的」といった賛辞が続く。メディアでも称賛があふれ、勝利の
原動力となった本田圭佑選手を「本田発動機」と表現する新聞もあった。
国を背負って対決するサッカーの試合は、ファンの愛国心を燃え立たせる。日中戦は反日行動
の導火線となってきた。
今回も、グループリーグ第1戦、第2戦では、日本の勝利に落胆したり、敗北に安堵(あんど)
したりする反日的な声はあった。だが、今回は明らかに、日本代表の技術を客観的に評価する
声が増えている。
中国の代表チームが今大会に出場しておらず、「ファンが心に余裕を持って、冷静に日本の
試合を観戦している」(日中関係筋)という事情はあるものの、かつてのように、「日本」と聞けば
集団でブーイングを浴びせ、日本擁護論には「売国奴」の罵声(ばせい)をたたきつけていたような
状況とは違う。
より大きな背景としては、中国人が、自国に対する自信を付け始めたことがあるようだ。中国
は急速な経済成長とともに国際社会で存在感を強め、今年中に国内総生産(GDP)で日本を
抜いて世界2位の経済大国となる見通しだ。日本のサッカーを、純粋な「スポーツ」として楽しむ
余裕が出てきたともいえる。
ネット上の日本声援に関しては、「ファンの反日行動を警戒する当局が、反日感情をあおる
書き込みを削除している」との見方がある。W杯で日中戦が実現すれば、「日本たたき」が燃え
上がるのも間違いない。
サッカーでの反日行動 2004年夏に中国で開催されたアジアカップで、中国人観客が日本
チームにブーイングを浴びせたり、ペットボトルを投げつけたりする行為が頻発。日中対決と
なった北京での決勝戦では、中国の敗北に腹を立てた観客が暴徒化し、日本大使館の公使ら
を乗せた公用車が襲われる事件となった。愛国教育の影響を受けた中国の若者の強い反日
感情が背景にある。その後も、日中戦では治安当局は厳戒態勢を敷いている。
ソース : (2010年6月25日22時16分 読売新聞)
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