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【衝撃事件の核心】
ある日突然、インターネット上で凶悪事件の容疑者の実家であるというデマを流されたとしたら…。女性2人を乱暴目的で車ではねるなどして死傷させたとして、
強姦致死などの疑いで逮捕された男の名字と社名が一緒だった北海道の不動産会社に、そんな災難が襲いかかった。
デマを信じた人から会社に抗議や問い合わせの電話が相次ぎ、倒産の恐怖にさいなまれた社長は不眠の日々を送った。誰でも手軽に書き込めるインターネット。同社の被害は人ごとではない。(高久清史)
■「頭、大丈夫?」となじられ…
「こんな事件を起こして。ネット掲示板にお宅の息子と書いてある」
8月26日午前11時半、北海道江別市の「外山不動産」に電話してきた女性は興奮した様子だった。受話器を握る外山(とやま)美喜雄(みきお)社長(60)は懸命に反論した。
社長「それ違いますから」
女性「あなたが違うといっても、その証拠が出ないと」
社長「調べるなら、調べてください」
女性「いや、調べてくださいじゃなくって。ネットではそういうことになっているから」
外山不動産を巻き込んだ騒動。発端はその電話の3日前にさかのぼる。札幌市内で23日未明、路上を歩いていた女性2人が相次いで車にはねられ、1人が顔などを負傷。
もう1人はその場から車で拉致され、約7キロ離れた山中で意識不明の状態で見つかったが、入院先の病院で死亡した。
道警は同日、負傷した女性を乱暴目的で襲ったとして、強姦致傷容疑で、外山硬基(こうき)容疑者(23)を逮捕。9月13日には死亡した女性に対する強姦致死や殺人の疑いで再逮捕した。
1回目の逮捕直後、ネット上の掲示板などに「(容疑者の)親は江別で外山不動産を経営している」などと書き込まれた。外山社長と容疑者の間に血縁関係などのつながりは一切なく、書き込みは事実無根。
だが容疑者が不動産会社に勤務していたことが報じられたこともあり、デマ情報は急速に広がった。
同社には事実確認の電話が相次いで寄せられるようになり、冒頭の女性もその1人だった。企業などに電話して問いただす行為をネットでは「電凸・電突(でんとつ)」と呼ばれる。