10/09/17 18:03:06.36 8q4gjloy0 BE:435690353-PLT(12001) ポイント特典
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[FT]大手ヘッジファンド各社、円売り介入で打撃
(2010年9月17日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)
政府・日銀による外国為替市場への予想外の円売り・ドル買い介入は世界最大級のヘッジファンドに驚きを与え、
各社は円の急落により大幅な損失を被った。
日本の財務省が6年ぶりの市場介入を明らかにしたことを受け、15日の円相場は15年ぶりの高値となった1ドル=82円88銭から3%以上下落し、今年最大の下落幅を記録した。
予想外の動きに弱い「アルゴリズム取引」
ファンド各社の運用成績に詳しい関係者によると、英資産運用会社マン・グループが経営する運用資産210億ドルのファンドAHL、
50億ドルのウィントン・キャピタル・フューチャーズ・ファンド、10億ドルのアスペクト・ディバーシファイド・ファンドなどの英ヘッジファンド各社はすべて、
円に対し強気のポジションをとっていたため損失を出したという。
3社はすべて市場動向を自動的に判断して注文を出す「アルゴリズム取引」を採用しているため、
各国政府や中央銀行による突然の介入など予想外の動きに弱い。
3社以外にもグローバル・マクロ戦略(経済動向を分析して投資先を選定する方法)をとるヘッジファンドや為替取引の専門家などが
今回の介入で打撃を受けたとみられる。
円の上昇傾向が続いたため、アルゴリズム取引を行うヘッジファンドは8月に巨額の運用益を上げた。だが9月はそう単純ではなくなりつつある。
URLリンク(www.nikkei.com)