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<NTTドコモ>東大と人口統計研究
毎日新聞 9月15日(水)20時24分配信
NTTドコモは15日、携帯電話の位置情報を活用して、昼間は都心部に集まり、夜間は郊外の住宅街に戻るなど時間ごとに変化する人口の地理的分布を統計的に推計する研究に乗り出すと発表した。
統計情報の精度や有効性を調べるため、東京大学と11月1日から来年3月末まで東大柏キャンパスのある千葉県柏市で共同研究を行う。
ドコモによると、携帯電話の通信システムを活用した人口統計研究は世界で初めて。
有用性が確認できれば、自治体のまちづくりや防災計画など公共分野、出店計画を練る産業分野などに提供していく予定で、数年先の提供を目指す。
携帯電話は、全国どこでもすぐに通話ができるように、各地に配置された基地局と電話機が周期的に通信しており、位置情報を把握している。
ドコモはこのデータを、個人を特定できないよう電話番号や年齢を除いて「40歳代の男性」のように統計処理を施し、1時間ごとの場所情報である「モバイル空間統計」として提供する。
ドコモの携帯普及率を加味して算出すれば、時間ごとに変化する全国の人口分布や、東京・新宿駅周辺など特定地域に集まる性別・年齢別の人口構成などが推計できるという。
ドコモは、東京大との研究成果を学会で公表する。このほか、東大以外の研究機関とも協力し、災害時における帰宅困難者数の推計など防災分野の研究も予定する。
ドコモは「時間ごとに変化する人口分布や人口構成、移動人口データはこれまでない。まちづくりや防災計画に不可欠な基礎データとして活用してもらいたい」と説明している。【小島昇】
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