10/09/13 18:18:24.42 3Qi5qO2N0
>>1の続き
また、期待される為替介入用の「外国為替資金特別会計」は20兆6000億円の積立金を有するものの、
このところの円高で30兆円近い評価損を抱え、外為特会全体では赤字に陥っている。
もはや埋蔵金として期待できそうにもない。
そこで、一部有識者や金融関係者の間で有力な腹案として浮上しているのが、日本最大の金融機関、
ゆうちょ銀行に眠る「隠れ埋蔵金」の存在である。いったい、どんなものなのか。金融関係者が次のように解説する。
「世界的な銀行の自己資本規制強化のなかで、議論されている狭義の中核自己資本比率の基準は7%程度。
これを広義の自己資本比率に引き直せば15~20%程度という値になる。国際的に活動するメガバンクなどは
この水準をクリアするために悪戦苦闘しているが、そんな苦労とは無縁の極端に高い自己資本比率を
有しているのがゆうちょ銀だ。単体の自己資本比率は今年3月末時点で実に91・55%に達する」(メガバンク幹部)
過剰ともいえるゆうちょ銀の自己資本を取り崩し、国庫に返納させれば膨大な埋蔵金になるではないか、
というのが浮上している腹案である。
ゆうちょ銀の表面上の自己資本比率(国際基準による)は今年3月末時点で4・5%。
だが、国内基準に基づく単体の自己資本比率は、先のメガバンク幹部が指摘するように91・55%と非常に高く、
金額にして約8兆3000億円に及ぶ。
(つづく)